元々、自分は香港ターポン(インド・パシフィックターポン)をルアーで釣っていました。 でも、ターポンのルアーへのアタックが非常に激しく、ルアーが弾かれ、虚しく水面を飛んでいくレンジバイブを眺めたり…
(レンジバイブが空を飛ぶ!って、ほんと、ターポンどんな当たり方してんねん??? アメフトか!? アメフトのタックルやってるのか!?と、いつも思ってました…)
そんな時、深セン、香港の日本人アングラーが集う忘年会に誘って頂き、フライでターポンを狙っている!と言うハマさんと出会うことが出来ました。
お話を聞いているうちに、『あ! そうだ!! おれ、フライロッド持ってる!』という事を思い出し、道具入れの中から古い5番を引っ張り出し…
このロッド、日本でバス釣りを始めた頃…(だから、15年くらい前?かな?)に、『フライというやつなら、バスってもっと釣れるんじゃね?』と思って買ったストライクフォースと言うダイワのフライセット。 リールだけはアメリカ時代に『リールは良いのを買った方がいいんじゃね?』と思って奮発したRossのFly Starter。
(フライフィッシングのリールなんて、ただの糸格納庫じゃん。初心者に高いのなんて要らないのに… ほんと、全く無知だった…)
確か、このロッドで釣れたのは、15年前、初めてこのロッドを持ってバス釣りに行って、ライン出して、『さぁ投げてみるぞ!』って振ったら、すでにギルが食ってて、そのギルがぴゅ〜んと後ろに飛んでいった…
あの1匹だけ…
それ以降、全く使わず、引越しの間にロッドティップが折れてしまって、そのまま放置してました…
ハマさんと出会えた事、さらに、この忘年会で知り合う事が出来た釣り仲間から、『ロッドのティップなんて、治すの簡単だよぉ〜!』と教えて頂き、
フライロッド復活!!!
✨✨✨
ラインは十数年前に巻いたままのRioのフローティング。
フライは、チャーリーを自力で巻いたんだっけかな? あぁ、そうだ。 バイスとタイイングの道具が1つの小さな木箱に入った安いセットを買ったんだ。
それで、喜び勇んで出かけましたよ!
キャスティングの『キ』の字も知らんかったけど、ターポン釣れましたね。
とにかく、嬉しかった♪
ターポンの口のサイズ、喰い付き方、口の構造から見て、フライフィッシングはドンピシャな釣り方でした。
5番と言うサイズもドンピシャやった。
その後、ルアー釣りでも反応が良かったポッパーを、フライでも作れることを知り、クリースポッパーを作りました。 フライショップの無い香港ではタイイングの材料が簡単には手に入りません。 でも、このクリースポッパーなら、近所の文房具屋で材料が簡単に手に入る! フライタイイングの知識、技術のない自分でも作れる!
と言う訳で、ポッパー作りまくりました。
Sasaとか、もう、ピンク❤ピンク❤で、女の子キャピキャピなメイクアップ用品を扱うお店にもどんどん入っていって、マニュキュアやら、なんやら買って…
(マニュキュアを手に取って眺めてニタニタしてる四十路のおっさん、それが自分です…)
キャスティング知らないので、ロールキャスト! ピックアップして、そのままシュート! あの頃は、こんなんでも、ターポンはボコボコ出てくれました。
釣れる!
釣れるぅーーー!!!
香港ターポン、超楽しい✨✨✨
と、忘年会で知り合ったイカ釣り名人Sさんを引きずり込み、2人でフライフィッシングの世界へと、ズブズブと入っていく事になったのでした…
でも、師匠であるハマさんが、全くフライに関して偏見がないと言うか、非常にオープンな方で、それが良かった。 無知な自分達の、奇想天外なフライや、マテリアル採集方法を一緒になって楽しんでくれて。
うん。
本当に、ハマさんと出会って、フライフィッシングに出会って、自分の釣りの世界がグワァ〜っと広がりました。
ほんと、釣りが楽しいです。
ハマさん、Sさん、それと、いつもアホな自分達を冷たい視線で否してくださる香港フライフィッシングの先輩である『釣れない現場から実況中継!』のHさん、みなさんとの出逢いに感謝です!
ありがとうございます!
そして、これからもよろしくお願いします!!!
Mabo
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