初めて和楽器バンドを見たのはYoutubeの『千本桜』。 この曲を知らなかったし、とにかくインパクトが強かった。 各奏者のレベルが半端なく高いし、見事に和と洋が交わってて、凄い!
そして、なによりボーカルの娘が可愛い❤
この鈴華ゆうこさんと言う人がどんな女性なのか? ググってみたら、なるほど。 詩吟の師範で音大出てるんだ! 納得。
パッと出の素人が集まったバンドじゃない気はしてたけど、プロだった。
琴や尺八の方も、なんか、凄いらしい。
なにより『凄いなぁ!!!』と思ったのは、このオキノタユウを聞いてから。
もう、びっくり!
鈴華さんは、音大で、きっと声楽やらなんやら
勉強せんといかんかったっちゃないかな〜って想像する。 ソルフェージュ!とか、なんたらかんたら〜!とか。 そしたら、きっと鈴華さんも、声楽の『基本』と呼ばれる固定観念を先生から教えられたと思う。
発声なら『ビブラートはいけません〜』とか、
作曲なら『助詞を頭に持ってきてはいけません〜』とか。
それが、この曲の中では、ものすごく目立つ所で使ってある。
『これでもかぁーーー!!!』って。
なんて言うんだろう…
凄くロックだ!
絶対、こういう音楽のタブーって知ってて、その上でやってるんだと思う。
実際、いろいろビデオ見てたら和楽器と洋楽器のピッチの違いについて、440で合わせるか? それとも、もう少し高いピッチで合わせるか?とかバンドメンバー達が議論してたし。
凄えやつらだぁ!!!
そして、いつも自分が思うこと。
絶対音感の不利。
このバンドの音楽を絶対音感を持ってる人が聞いたら、きっと、すごく心地悪いに違いない。
ピッチが楽器ごとに、と言うか、演奏者の気分によって変わるんだから。
俺は、前から絶対音感持ってる人って可愛そうだなぁ…と思ってる。 世の中、完璧なピッチで音楽やってる人なんて、本物のクラシックくらいしかないんじゃないかな?
友達同士でカラオケなんて、ハズレだらけだし。
完璧な音感を持ってるからこそ、音を楽しめない。
どんな音だろうと、音を楽しめないなんて音楽じゃない!
そんな声が和楽器バンドの歌から、聞こえてくる気がする…
0 件のコメント:
コメントを投稿